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よくある質問

よくある質問

梅毒の検査費用はいくらですか?

梅毒検査を希望される患者様が多くいらっしゃいます。

保険適用の場合と保険が適用されない自費診療の場合、検査費用は異なります。自覚症状があり、なおかつ他覚的にその症状から感染が疑えるときは保険適応になります。

保険適応の場合、初診料と検査で2,100円程度(3割負担の場合)です。

しかし、自覚症状がないとき、ただ性感染症が不安で検査を受けたいという場合、性風俗店従事者の定期健診、結婚前のブライダルチェックをしたいとき、健康保険を使いたくない時などであれば、保険適用にならないため自費診療として全額自己負担になります。

自費診療の場合、当院では、梅毒検査(RPR,TPHA)7,000円(初診料含む)
梅毒検査(RPR、TPHA)およびHIV 検査 併せて 8,000円(初診料含む)です。
なお、検査の結果、陽性であれば保険診療による治療を行います。

形成外科とはどんな外科ですか?
全身体表面の形や色の変化(変形・醜状)を治療する外科です。
事故による傷ややけどを修復する、あるいは先天的な身体の欠損、変形によってハンディキャップをもっている人たちを正常な状態にもどす外科です。
整形外科とは違うのですか?
語韻が似ているのでよく混同されますが、整形外科は主として、骨、関節の外科です。形成外科とは異なります。
美容整形もややこしい言葉ですが、いわゆる美容外科のことでこれも整形外科とはまったく異なります(次で説明)。
これは、まぎらわしいので医療法で美容外科と呼ぶようになりました。
形成外科と美容外科はどう違うのですか?
美容外科とはまぶたを二重にしたり、鼻を高くしたり、乳房を大きくしたり脂肪をとったり美容を目的に元々正常な体にメスを加えるものです。形成外科の技術を、美容を目的とした手術に応用する医療行為で、形成外科の基礎のうえに成り立っているものです。形成外科は保険が使えますが、美容外科は保険が使えず、自費になります。
形成外科は何のために必要なのですか?
昔はどんな手術でも、外科だけでやっていました。
しかし医学が進歩し複雑になってくると、何でも一つの科ですることが難しくなり専門家が生まれてきました。
いろいろな植皮術、皮弁形成術 等の形成外科手術が開発されるようになると、高度な技術を習得した形成外科専門医が必要になってきたのです。
また以前は、傷を治すのもただキズがくっつけばいいと考えていました。いまでもそのような考えが残っていますが、傷跡が大きな悩みになっている人もいます。
それらを解消するためにも形成外科が必要です。
どんな傷あとも消せるのですか?
けがが原因でも、手術が原因でもいったん出来た傷跡は、完全に消してもとのキズのない皮膚にすることは現在の医療技術でも不可能です。
しかし、目立つ傷跡を目立たない傷跡にすることは可能になってきました。
形成外科の重要な仕事の一つです。
乳ガンの手術のあとも直せるのですか?
はい、乳房の再建術の進歩でかなりのところまで直せるようになりました。
乳房を無くされた女性にとっては、肉体的な苦痛よりも精神的な苦痛の方が大きいことも多々あります。乳房再建というのは、手術によって傷跡を小さくし形を整えることで患者さんの心の悩みを軽くすることだと言ってもいいと思います。
形成外科はどこにでもあるのですか?
最近は形成外科を持つ病院が増えてきてはおります。しかし、残念ながらまだ十分な形成外科医がいると言えるまでには至っておりません。しかし、形成外科がない病院でも、どこかの科の中(耳鼻科、皮膚科等)で形成外科の診療を行っている医師がいるところも増えてきています。
美容外科では健康保険が使用できないので、かなりお金がかかるそうですが形成外科の場合はどうなっていますか?
形成外科で取り扱う病気や変形の大部分は健康保険が使えます。
厚生省では「良性皮膚腫瘍および母班、瘢痕変形、唇裂、小耳症、四肢奇形 など身体外表部の後天性及び先天性変形では、いわゆる美容のためのものは給付外とするが、社会通念上医師として、治療の必要があると認められるものには給付して差し支えない」という通達をだしています。